骨折31日目 リハビリ3回目

朝母親から電話があり、今日の午後こっちに来ると言う。
昨日の歩きすぎで、ちょっと疲れていたので「通院は午後にしようかなあ?」と思っていたのに、しょうがないので午前に行くことにした。
整形外科はいつもより混んでいて、なかなか自分の番が来なくて1時間半くらい待たされた。
リハビリ内容はほぼ2回目と同じだが、1つ「ビー玉」というのが加わった。なんだ?ビー玉って?
先生がまったく遠慮なしに関節をぐいぐい曲げるのだが、こないだより若干痛みが少なくなったような気がしたがやっぱり痛い。その後、温熱短波&電気でちょっと一息ついた後、「ビー玉」を使ったリハビリをする。
これは足の指でビー玉をつかみ、隣の箱に移動させるというもので、5分間行った。もう、自分でももどかしくなるのだが、哀しい程指に力が入らず、20〜30個あるビー玉を1往復させるのが精一杯だった。まあ最初はこんなもんだよね?
最後に1キロの重りを持ち上げる筋トレを行う。こちらは前回よりは少しだけ長い回数(10回)できるようになった。筋肉の“プルプル”も少しはおさまってきたかな?でもまだ震えるけど。
半ギプスを包帯で巻いて、本日のリハビリは終了。10時過ぎに整形外科に来て、出たのは12時半を回っていた。
軽い昼ご飯を済ませて、母が来るのを待っていたが、2時を過ぎても来る気配がない。
ちなみにうちの母は「超ウルトラ方向オンチ」である。前回は父親と一緒で、しかも駅からタクシーで来たし、帰りは歩いて駅まで行ったみたいだが、たった一度で道を正確に覚えているとは考えにくい。
電話では「大丈夫?ほんとに道わかるの?」と何度も聞き、「ここで橋を渡って、そのまままっすぐ進んで、壁が紺色とオレンジ色の家の所を曲がるんだよ。」と説明したのだが、どうも怪しい。
案の定道に迷ったらしく、どこかの薬局で電話を借りて(母は携帯を持っていない)うちに電話してきた。
「今どこにいるの?」と訊いたのだが、どうも要領を得ない。しかし「薬局の店員さんが親切な人で、道を教えてくれたからたぶん行けると思う。」というので、私はそのまま家で待つことにした。
15分〜20分ほど待っただろうか?階段を上る音がして「あ、来たな。」と思い、ドアを開けようとしたら何と隣の家のチャイムを押してしまう我が母…。
お隣さんは留守だったみたいでよかったが、方向オンチもここまで来ると、ある意味立派である。そういえば、前に住んでたアパートに2度目に来た時は、思いっきり違う家に行こうとしたもんなあ。
話を聞くと、どうやら駅を出た時点で既に変な方向に進み始め、そのうち住宅街に迷い込み、いったい自分がどこにいるのかさっぱりわからなくなってしまったそうだ。
ずいぶん歩いてくたびれてしまったらしい母は、お茶を飲んで少し話をして、家から持ってきたコーヒー豆とお金を置いて「お母さん疲れちゃったからもう帰るわ。」と言って帰り支度を始める始末。
また迷ったら大変だと思い、途中まで一緒に歩いて、帰り道をよく説明したら、母は「じゃあね〜。」と言って帰って行きました。
方向オンチだけは母親に似なくて良かった。
出たついでに自分はそのままコンビニに行って、ATMで預金をしてきた。ふと向かい側を見ると「セブンイレブン10月28日New Open!」という文字が目に入り、「ここならうちから一番近いな。次はこっちに来よう。」と思った。…と言いつつ、普段あんまりコンビニは利用しないんだけどね。でもコンビニは24時間営業で、ATMとか宅急便とか色んなサービスがあって便利だから、あまり長い距離を歩かなくて住む場所にあるのは助かりますね。
明日は雨が降るという天気予報だが、リハビリには行かないとなあ…。面倒だな…。