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竹橋にある、東京国立近代美術館に行って来た。
ここに来るのは何年振りになるのだろう？たぶん過去１回か２回くらいしか来たことがなく、しかもそれは10年以上前の話だ。
竹橋駅は東京23区のほぼど真ん中にある駅だが、その周りには皇居と北の丸公園、毎日新聞社、気象庁などがあるだけなので、土日は人通りも少なくて、都心のエアポケット地帯のようだ。
この日は天気もよかったので、人気のランニングコースとなっている皇居外周を走る人が多く見られた。最近のランナーは何だかおしゃれですね。東京マラソンも大人気だったみたいだし。
さて、肝心の展覧会。「わたしいまめまいしたわ 現代美術にみる自己と他者」というちょっと変わったタイトルがついている。「わたしいまめまいしたわ」はすぐお気づきかと思うが回文になっていて、ちょっとインパクトがある。
この展覧会は通常の観覧料である420円で観られるので、ちょっとした気分転換にはちょうどいい感じだ。
「わたし」と「他者」を様々な角度から見直してみましょう、といったテーマで集められた作品は結構バラエティに富んでいる。特別気に入った作品というのはなかったが、各セクションごとの説明書きを読んでから作品を観ると「ふ〜ん、なるほどね〜。」という感じだった。べつにめまいはしませんでしたが。
企画展を観た後は、せっかくなので常設展も観た。今まで知らなかったけど、ここの常設は３フロア分も展示スペースがありなかなかの充実ぶりだったのですね。
最後にミュージアムショップでオリジナルのボールペンを１本買って、美術館を後にした。
