3月の匂い

Vanille2008-03-05

ブログをさぼりまくっている間に3月になってしまった。
最近ようやく10度を超える日が増えて、「いよいよ本格的な春が近づいてきたな。」という感じである。
うちのお隣というか裏にある駐車場の脇に、沈丁花金木犀の木が植えられていて、春は沈丁花の匂いが、そして秋は金木犀の匂いが何となく漂ってきて季節を感じさせてくれる。今はまさに沈丁花の花が咲き始めたので、前を通るとふっといい匂いがする。
いつも通る神社には梅の木が何本かあり、やはりふんわりと甘い花の匂いが風にのってかすかに通っていく。こないだはうぐいすが「ほ〜ほけきょ。」と鳴いていて、何とも風流な気がして「あ〜この梅の木の下でお茶でも飲みながらほっこりしたいなあ。」と思ったが、そんな悠長なことは当然のごとく朝っぱらから言っていられないのである。


それから、やはり通勤路の途中にある公園ではカエルがのそのそ歩いていた。公園の真ん中にドーナツ型の池があるので、きっとそのへんに住み着いているカエルなのだろう。いつも春になると冬眠からさめて出てくるので、時々あやうく踏んづけそうになる。夜などは本気でぎょっとなる。
今年は久々に冬らしい冬といいましょうか、結構寒かったので、春が待ち遠しい今日この頃である。

(写真は先月行った羽根木公園の梅。梅まつりの最終日近くだったのに、まだ咲いていない梅の方が多かった。)