金沢城公園と兼六園


おなかがいっぱいになったところで、お次はベタな観光スポット、金沢に来たら行っておかないとという感じで「兼六園」へ。
近江町市場からは腹ごなしも兼ねて歩いていった。初めに兼六園のお隣にある「金沢城公園」から観る。公園内に入るといきなりだだっ広い広場がある。金沢城とは言っても天守閣は現存せず、門や石垣、長屋などが残っているだけである。あとは復元された菱櫓、五十間長屋、橋爪門続櫓などがあった。復元された部分の内部は資料館のようになっているので、入場料を払って(兼六園との共通券で500円)中に入ってみる。
建物の構造などについて、音声ガイドや模型、CGなどを使って説明されていた。わざわざ菱型に作った櫓の構造が興味深い。柱や梁の刻みが全て菱型となっており、これは相当高度な技術がないと作れないだろうなと思った。
一通り展示を観たあとはまた外に出て、公園の中をぐるりと歩いてお隣の兼六園に行く。
こっちもやたらと広い庭園である。さすがに金沢一の観光地、園内は人がいっぱいいる。写真でよく見る、池の近くの雪吊りされた唐崎松や徽軫灯籠があるあたりは、やはり一番の人気写真スポットらしく、次から次へと記念撮影する人たちでいっぱいだ。
梅林があったので行ってみると、ちょうど梅の花が見ごろで、紅白に咲いた梅がきれいだった。こちらももちろん写真をとる人が多い。
ずいぶん歩いたのでちょっと疲れてきた。お茶でも飲もうかと思ったが、兼六園の茶屋通りにずらりと並んでいるお店をチラ見しただけで、次なる目的地の「21世紀美術館」に行くことにした。