金沢旅行1日目

Vanille2008-03-15

2泊3日の日程で金沢にやってきた。
朝8:55羽田発ANA751便に乗り、小松空港までひとっ飛び。今回の旅行の予約は全てネットで行い、飛行機の座席指定も済ませておいたので、空港ではいきなり保安検査場でカードをかざせばOK。搭乗口が書かれた紙がペロっと出てくるので、あとはまたカードをかざして飛行機に乗るだけだ。「スキップサービス」というシステムだが、最近は本当に便利になったものだ。
小松空港には10:00に到着し、そこからバスで金沢市内に出る。空港に着いて外へ出たら「やばっ、結構寒いかも。」と思った。天気予報では晴れて暖かくなると言っていたので、あまり厚着をしてこなかったのである。外の気温は9度となっていた。
途中、高速道路などにも乗り、金沢駅には11時くらいに着いてしまった。荷物をコインロッカーに預けて、いざ観光スタートだ。
朝が早く、朝食も少ししか食べなかったのでおなかがすいていた。まずは腹ごしらえからするか。というわけで近江町市場に行くことにした。
金沢は初めて訪れる街であるが、前日までなんやかやと忙しく、下調べも充分でないままに来てしまったものだから、どうもあまり地図が頭に入っていない。「ええっとぉ、駅から市場までってどれくらいあるんだ?」と地図を見る。観光客向けに500円で一日乗り放題という「城下まち金沢周遊バス」とやらがあるらしい。市内の主な観光スポットを周るようなので、これがいいかなと思い乗車券を買おうとしたら「今日は混んでいるから一日券は買わない方がいいですよ。」と言われ、ちょっと考えることにした。地図を見たら近江町市場は全然歩ける距離っぽいので、歩くことにする。
わかりやすい大通りをまっすぐ進んでいく。10分ちょっと歩くと大きな交差点に出た。そこでまた地図を確認。この交差点を少し戻ったところに「金澤表参道」という商店街があるらしいのでそこに行ってみた。ちょっと寂れた感じの渋い商店街だ。「Collabon」というギャラリーカフェのようなお店があったので入ってみる。ちょっとした作品を展示しているコーナーがあったり、作家ものっぽい雑貨、天然酵母のパンなどがちょこちょこと置いてある。かわいい犬も店内にいて和める感じのお店だった。
さらに歩いて「岩本工房」という桐工芸のお店に入る。以前studio_unicornさま宅で見せてもらい、いいなあと思っていた「ちょこっとトレー」という片側に丸いくぼみのついた、大きさが12×24cmのこげ茶色のトレーを、金沢に来たら買おうと思っていたのだ。お店の人が「微妙に木目が違うから、気に入ったのを選んでください。」と店にあるトレーをずらっと並べてくれ、木目がうるさくない感じのものを2つ選んだ。桐なのですごく軽い。
とても丁寧にラッピングしてもらい、お礼を言って店を出た。